ロングテールバイクの旅

なんだか慌しい夏だ。7月20日に長野県富士見パノラマで、およそ10年ぶりに全日本MTB選手権を観戦。そこから、あっという間に時間が流れてしまった。あまりにも密度の濃い自転車の日々。どこから皆様にお伝えしていいか、考えただけでワクワク。なんて、前置きはここまで。まずは、ロングテール・ツアーの報告「プロローグ編」から。

7月23日のこと。アメリカ・ミネアポリスからサーリーのジェネラルマネージャー、ピーター・レディン、インターナショナルセールス担当マネージャーのジョン・フレック、そして、オークランドから台湾を経由して、エクストラサイクルのCEOロス・エヴァンスが東京にやって来た。その夜、彼らと渋谷で待ち合わせ、一緒に代官山にあるF.I.G.bikeさんにお邪魔した。日本の輸入元であるモトクロスインターナショナル(以下MXと略)の岡本社長も同席。あらかじめMXから送られた、彼らが乗る自転車をピットをお借りして夜遅くまでかかって組み上げた。

自転車は、ロスが発明したロングテールバイク。ロスは、エクストラサイクルのラディッシュを、そして、サーリーのふたりは、同社のビッグダミーに乗る。ロングテールバイクは、元々、南米やアフリカのモノが不足している地域の人の生活を少しでも楽にしようと、ロスが発明した自転車。どこにでもある自転車の後輪を一度外し、そこにオリジナルの長いフレームを組み込み、ブレーキワイヤーとチェーンも合わせて長いものと交換する。そして、後輪を再び取り付ける。すると、全長がビヨ~ンと伸びたロングテールバイクが完成する。さらに伸ばした部分の上に、がっちりしたキャリアを取り付け。すると立派な荷物運搬自転車ができるってわけ。南米やアフリカでは、貴重な水や生活物資を運ぶ手段として、ロスが作った自転車は、今も毎年、その数を増やしているそうだ。

しかし、彼らのすごいところは、そんな人たちの役に立つことだけでは終わらず、世界の人々にクルマの利用を減らして、もっと自転車に乗るチャンスを与えたことにある。たとえば、この自転車があれば、キャンプ道具だって楽々運べる。もちろん、1週間分の家庭用品のまとめ買いだって十分にこなす。その気になれば引っ越しだって、冷蔵庫の運搬だってできるというから驚く。いわば自転車版ステーションワゴン。ロングテールバイクの伝道師たちの足跡を、密着フォローしたので、順次アップロードします。乞う、ご期待!

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某日、代官山のF.I.G.bikeのピットにて。

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これが、サーリーのロングテールバイク、ビッグダミー。

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こちらは、エクストラサイクルが発売するラディッシュ。


*ロングテールバイクの旅はさらに続く…。
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