話題の新型スノーバイク

幅4インチ(約10cm)までのタイヤを履けるモンスターマシン=サーリー/パグズレイ。2010年に引き続き、2011年に向けても仕様変更が施された。最大のニュースは、初めて完成車が設定されたこと。シマノの24段変速(前:SLX、後ろ:デオーレ)、メカニカルディスクブレーキなどを搭載。タイヤは、サーリーが開発したラリー(前)とエンドモーフ(後ろ)を標準装備。価格は、227850円だ。タイヤやリムなど各パーツが、それほど安くは無いので、買い得感が高い。フレーム&フォークのみの価格は、89250円。

フレームの仕様変更は、ブレーキと変速のケーブルガイドが、トップチューブの上から下に移動した。フレームに使われるチューブは、中央付近の肉厚を薄くしたダブルバテッドに変更。従来付いていたカンチレバーブレーキ用の台座を取り払った。これにより、軽量化されたそうだ(フレーム重量2570g/18インチフレーム)。そして、もうひとつ、カラーがスノーブラインドに変更された。

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サーリーから登場した新型パグズレイ(完成車)。

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サーリーからは、雪道専用に開発した
軽量リムも登場。
従来品より200g軽い760g(1本あたり)。


また、サーリーと同じ会社の別ブランドであるサルサからも、スノーバイク=マクラクが登場した。こちらは、アルミフレームにクロモリフォークが組み合わされる。サーリーが発売しているエンドモーフ、ラリーの各極太タイヤに対応した設計で、雪道で楽しく走ることを狙っている。フレームをアルミにしたのは、冬場に路面にまかれる塩化カルシウムによるサビを嫌ったためだという。こちらも完成車の設定があり、価格は224700円。フレーム&フォークの価格は、77700円。

サーリーとサルサの開発スタッフは、厳冬のミネソタに暮らし、日々テストライディングを繰り返している。2月には、アローヘッドという100km以上に及ぶ雪原レースにも積極的に参加し、スノーバイクに必要な情報を収集してきた。たしかに、日本の雪質とは異なるかもしれない。しかし、そこにかける彼らのスピリットが詰まった自転車に乗ると、忘れかけていた冒険心を思い出させるに十分刺激的な独特の世界観を体験させてくれる。雪が降ったら自転車には乗らない。そんな時代はもう終わり?

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サルサ/マクラク。こちらはアルミフレーム。

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マクラクを設計する際に、サルサのスタッフがテストした試作車。
当初はクロモリでつくられていたが、ご覧のようにサビが強いため
市販モデルは6061アルミニウムに決まった。


■サーリー、サルサについてのお問い合わせは
モトクロスインターナショナル 電話052-773-0256
または、WEBサイトをご覧ください。